渡辺創太という開発者
Web3領域で挑戦する日本の若き起業家である渡辺創太さんについて調べてみた。
彼は、Aster Network の開発者である。
- シンガポールで Stake Technologies のCEO
- Aster Networkというパブリックブロックチェーンを開発している。
- 日本ブロックチェーン協会(JBA)理事
Polkadotを2018年頃に本格的に知り、2019年 Stake TechnologiesでPolkadot上にプロダクト開発を開始。
現在、Aster NetworkはPolkadotエコシステムにおいて有数のプロジェクトに発展している。
ブロックチェーンはもともと、今のインターネットのように繋がっていない。ビットコイン、イーサリアムやその他のブロックチェーンはどれも個々で繋がるように設計されていない。
これを繋げる事が、これからとても求められていることだという。
その繋げるプロトコルとして Aster Networkというものを、Polkadotというシステムの中で作っている。
PolkadotのビジョンはWeb3を実現するというもので、昨日投稿したブログを見ていただきたい。
Polkadotでは他のブロックチェーンを接続するためのプロトコル。しかし、Polkadotに準拠した規格のブロックチェーンでないと繋げない。
Aster Networkは準拠しているので繋がる事ができる。しかし、イーサリアムとか他のチェーンは規格が準拠していないので直接繋ぐことができない。
そこで、PolkadotにAster Networkが繋がり、Aster Networkのブロックチェーン上にビットコインとかイーサリアムなどの他のチェーンを繋いで新しいイノベーティブのユースケースができるというもの。
例えば、ビットコインでNFTを直接購入する事や、今はイーサリアム系のトークンをイーサリアムでしかスワップできないなどあるがAster Networkの上ではビットコインとイーサリアムのトークンを交換できるなどの新しい世界観を作りたいと思っているという。
(クレジットカードを海外で決済すると日本の銀行で引き落しとなるような、エコシステムが海外を横断したサービスのように)
彼は、自分は才能がある方だとは思わないらしく、誰にでもできることを、誰にもできないくらいやるとチャンスや出来ることが増えていくらしい。物事を深く考えてやっていく方ではなく、とりあえず行動してみる、やってみるというのが重要だそう。
ブロックチェーンは世界を変える!という記事を読んでこれだなと思いアメリカに渡り、確証をもったらしい。それも、単身で行動して。スタートアップに行くのも意志の問題だから…と
その一年後、Stake Technologies を立ち上げた。
最初から決めていた事、グローバルでやっていこうと。
そして、Polkadotの3回目のパラチェーンオークションで見事選出され、Aster Network を開発しスタートを切った。
その、パラチェーンオークションに自分は間に合わず、貢献できなかったのがとても残念で仕方がない…
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